最高の葬儀を

墓地で祈る女性

一般的に「葬儀」のあり方といっても、様々な種類のものがあります。よく知られているのは、仏式、神式、キリスト式、無宗教といった、宗教によって区別されるものです。また、個人葬、社葬、密葬、家族葬といった、参列者の範囲でも分けられます。最近では、生きている間に本人が主催して行う、生前葬も行われています。死は誰もが迎える人生の終着点です。日々の生活に流されて、自分の葬儀について想像することは後回しになりがちです。しかし、どのような葬儀を希望するかを明確にしておくことは大切です。これらを記入するためのエンディングノートも販売されています。宗旨、参列者の範囲、規模、場所、雰囲気などの希望を、まとめて記載することができます。希望が明確であることは、残していく家族や友人にとっても、大きな助けとなるはずです。

自分の希望が明確になってきたら、費用を調べてみましょう。現在の葬儀は二極化が進んでいると言われています。シンプル葬とよばれる、火葬のみ行うものから、百名以上参列するようなものまで、費用もピンキリです。 ちなみに、シンプル葬の費用も様々です。火葬料ひとつとっても、火葬場が公営か民営か、公営なら市民か市民外かで、費用が大きく変わってきます。(自宅に近い斎場の料金体系は確認しておくと安心です。)葬儀社の中にはシンプル葬として、一律のプラン料金を提示しているところもあります。ただし、追加費用がかかることもあるので、確認が必要です。 葬儀も「人並みに」という思いから、相場が気になるところです。しかし、葬儀費用は、香典や保険などで入ってくる金額に大きく左右されます。これらは個人により大きく異なるので、一律に計算できません。平均額や相場を気にするより、希望を明確にしていく過程で、費用を調べ、精査することが大切です。事前に葬儀社や行政等に相談してみましょう。人生最後のセレモニーが、希望に近い形で行われるとしたら、それは「幸せな人生だった」といえる気がしませんか。